色の葛藤

これらイラストを色なしで描いてみた結果。

脱力系のイラストは色はあんまり要らないんじゃないかとの結論に。

というのもそもそもこういう系のイラストを描いてきた発端というのが、メモとかに後付けで描いて友達とか同僚を少しニヤニヤさせるっていうものであって。初期は全く色とかつけてなかった。ていうかそんなに描いて見せるっていものでもなかった。

多分だけど、だからこそそこにシンプルさゆえの良さがあったと思う。

じゃあなぜ色があったらダメかというと、それはおそらく色をつけると少しごちゃごちゃしてみえるから。

もちろん映えるのは色がある方。商用とか誰かのために描くときは色をつけた方がいい感じはなんとなくする。

が、ただ、しかし、白黒の方が少なくとも個人的には面白い(皆さんがどう思うかはまた別ですよ。十人十色)

少しきつい例え方すると、多分お笑いに近いかなと。お笑いとかジョークってシンプルの方が面白くないですか?

パンチラインまで長くなったり、説明とか加えたりするとグダッてしまうみたいな。

自分の脱力系のイラストも同じで、目標とするネタまでできるだけシンプルにダイレクトに行った方が個人的に面白いと思う。

もちろん色付きの絵でそれが不可能なわけではない。本当は色付きでもその同じレベルの面白さは保っておきたい。ただ今の自分の力量ではすごく難しいと感じる。写真やってる人は分かってくれると思うけど、なんかちょっと白黒の写真VSカラー写真に似てる気がする。カラー写真ってカラー故に撮るのが実はすごく難しい。